当社の人形ロボット設計製作技術は、大手テーマパークのメンテナンス、その他アミューズメントパーク・ロボット設計製作等により培われたオリジナルの技術です。
各所に製作設置したロボットも定期的に部品交換、メンテナンスを行い、数十年に渡り大きな不具合もなく利用者の皆様に愛され続けています。
特に電動人間型ロボットの頭部・顔の動きメカニズムにおいては、国内他社製品に比べて、先進的であることを自負しております。
お客様のニーズに合わせて、人間型や動物型さらには仮想体や特撮用など、ご要望に応じたロボットデザインから、使用用途や演出、どのような動きをさせるのかなど、しっかりしたコンセプト設計を行います。
これまで100体以上の企画に携わってきた経験から、よりお客様のご要望に寄り添ったロボット企画を行います。
お客様のニーズや目的に沿ったリアル感とともに、動作した時の可動域の再現性などを追求して、より視聴者や観覧者の心を動かすような造形を目指して、一体一体丁寧に作り上げます。長年、表情や動作を研究し続けた知識を活かし、シリコンスキンの厚みや材質、材料にもこだわったロボット造形を行います。
エンターテイメント・ロボットのメカニズム機構は、人間型や現存する動物を製作する場合においては、そのリアルな表情・動きを目指しています。
SFなどの実際に存在しない生物などは、演出家の意図による表情や動きを追求し、お客様にとって魂を揺さぶるような、より現実性の高いロボットを設計製作致します。
尚且つ耐久性が高くメンテナンスしやすい、さらにはパーツ交換により半永久的に運営できる仕様とします。
各アクチュエーター(モーター・エアシリンダ等)の電気的な作動調整(信号応答性・動作スピード・スロースタート・スローストップ等)を行い、動作入力信号によりロボットがスムーズかつ正常に動作するように設定します。
常設用などパターン化して駆動するプログラミングはもちろんのこと、利用者の状況に合わせてAIを導入してより現実的に駆動させる制御、さらにはリモート機能を搭載し利用者とオンラインでリアルコミュニケーションを取れる制御など、様々なニーズに合わせて設定します。
オフィス松原では、地元の小学生を対象にロボット工房の見学・体験会を開催しました。 >体験内容 小学校高学年の子が参加し、実際にロボットの操作などの体験プログラミングを行いました。 ロボットの名前はリモ子とリモ夫で、子供たちはリモ子を動かしたり、声の変換機能を楽しむことができました。 この体験会は、子供たちにロボットの基礎知識を楽しみながら学んでもらうことを目的としています。 テクノロジーに触れる機会を提供し、将来の可能性を広げることができます。 地域住民の方々も参加でき、子供たちの学びを支援しながら、世代を超えた交流の場となりました。 今後もオフィス松原では、子供たちの創造性と好奇心を育む取り組みを続けていく予定です。
1999年12月 ターンテーブルを試作し、コマ送り用の紙の人形を並べて回転させ、ストロボを当てるとアニメーションになるかの検証から始まりました。 宮﨑駿 監督と、その企画図を基に試作検討しながら、常設展示機械「トトロぴょんぴょん」「上昇海流」「あるくの大すき」「ゾートロープ小屋」「しんきろう」などを受注・制作管理・メカニズム設計製作しました。 2001年10月1日開館の前日に「上昇海流」(鳥の塔)を搬入・設置・組立・調整・納品。オープンぎりぎりでした。 来場者の皆様が笑顔になるよう、現在もなお、メンテナンスを行い、日々、感動を感じていただけるよう、精進してまいります。
人型ロボット(メカ露出型・上半身)に目と音声の代わりのスマホを付け、無観客の客席に設置し応援のできるロボットを開発し、ビジネスコンテストに提案。 ロボットにより非対面・非接触・遠隔で受付・案内等の業務を行うことで、対応スタッフやお客様の負担軽減、感染リスクを低減する事が求められてきており、当社のロボットの別な用途として活用できると高い評価を受け、優秀賞を受賞しました。